冬のプレゼント・キャンペーン
滋賀県では、農薬や化学肥料の使用量を抑えたり、農地からの泥水を流さないようにするなど、一定の取組みを認められた農家の生産物を「環境こだわり農産物」として認定しています。
もちろん当園の果物も認定していただいていますが、個々の農家がバラバラに、環境への取組みをしていても大きな効果はあがりません。
琵琶湖の廻りの沢山の農家の方々が力を合わせてやらないと、真ん中の水甕(ミズガメ)はキレイになりませんね。
幸いにして今では、米と野菜をつくっている農家の三分の一強の方々が、「環境こだわり農産物」の認定を受けてガンバっておられます。
合言葉は、”食べることで、びわ湖を守る。”
地産の野菜や果物を選んでいただくことで、地域産業である農業は支えられ、生産に若干のコストがかかってもより安全性の高い作物を農家が生産できます。それによって、農地から放流される水は清み、琵琶湖の魚にもやさしい環境が守られます。
少し話がズレますが、地域商業の最たるものが、昔はどこのザイショにもあった駄菓子屋といったり萬屋(よろずや)というような おミセでした。
そういうミセは、お小遣いを持たしてもらって遊びに出た時とか、学校帰りのみちくさの時間を、甘くて、すっぱい、とても豊かな時間にしてくれたものでした。
今では、みんなが車で遠くまで買い物に行くようになったから、子供のおやつはお家の中にあります。
少ない手持ちのお金で、どうにかして遣り繰りをしたりする、子供なりに生きるための知恵を学ぶ機会も無くなりました。
親にとっては、より安く、沢山の種類のものから、子供にとって望ましいと思えるものを選んでいるのでしょうが、はたして、かつての時間にあって、今は失われたものと較べてみてどうなのか、よく考えないといけないかも知れません。
地域の農業も、この先はよく似た状況に立たされる気配があります。
あそこのオヤジが、あの畑でならした果物 とか、あそこに生えてたアノ白菜とかは、人の目にさらされているので変なことは出来ませんし、それこそ、当のオヤジが自分で食ってる野菜です。安全でないハズがありませんね。
どこで、どんな育ち方をしたか分からない野菜が、ドーンとスーパーなどの店頭に並ぶようになっても、自分の子供らには、安心して食べさせられるものがある、そんな環境は、やはり自分の手で守っていかないと、ですね。
てことで、タイトルの「冬のプレゼント・キャンペーン」は ココ のページから。
滋賀のおいしいコレクションのページのアンケートにお答えくださった方から、抽選で 近江牛を使ったカレー5種類 が当るって!
〜3月22日までです。
それからー、当園の貸し農園のページも更新しました!!
http://ta-arch.net/takekin/nouen.html
できるだけ沢山の方がお楽しみいただけるようにと利用料の更新です。
グループでのご利用も もちろんオッケーですので、来る春からは、ご自身や気の合うお仲間で、おいしい野菜を滋賀でつくってみるのはどうですかーー
2013年03月11日 Posted bytakekin at 15:19 │Comments(0)
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